もう10日ほど前のことですが、新作の撮影がクランクアップしました。
「デビュー作のつもりで撮る」という感覚で臨ませていただき、撮影のシステムの中で、これまで課題に感じていたことを一気に解決すべく、様々な挑戦をさせていただきました。
演出部の廃止(段取りよりも創造的な感覚を優先する)、照明部の廃止、コンテの廃止、少人数体制による長期間の撮影、段取り・テストの廃止、役者のラポールを生み出すこと、そのためにリハーサル時間の確保、(できる限り)テイクワン主義、素朴に撮ること、ズームの活用、などなど
これらの挑戦に臨めましたこと、スタッフの皆様、キャストの皆様のお陰です。心から感謝しております。正直いって、思っていたよりも大変でした…。ですが、とても創造的な時間を体験することができました。
映画は、東京に暮らす3人の若者の物語です。
これから編集です。また近いうちに色んな発表をできればと思います。
松本 准平
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