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2月2日
見るということ、あるいは作品と観客のラポール 3
以前の記事を久しぶりに読んで、非常に有意義なことが書かれていると感じたので(自分の考えや関心を自分で読んでいるので、そりゃそうだ!)、その続きを掲載することにした。 https://www.jumpei-matsumoto.com/post/%E3%82%A4%E3%83%...
2022年2月14日
新作クランクアップしました。
もう10日ほど前のことですが、新作の撮影がクランクアップしました。 「デビュー作のつもりで撮る」という感覚で臨ませていただき、撮影のシステムの中で、これまで課題に感じていたことを一気に解決すべく、様々な挑戦をさせていただきました。...
2021年8月13日
撮ることについて
まずはじめに。 舞台『エデン』は8月1日の千秋楽をもって、無事に全公演、終了しました。身心をもって本作に出演してくださった役者のお一人お一人、本作を支え形作りまた支えてくださったスタッフの方々、そして山口ちはるプロデューサーに改めて感謝と敬意を捧げたいと思います。 ■...
2021年7月2日
見るということ、あるいは作品と観客のラポール 2
(承前) ■ ドゥルーズは、映画に現れるイメージを、運動イメージと時間イメージに切り分けた。そして映画は基本的にはその誕生時から運動イメージに支配され続けてきた(言い方は僕なりの解釈で、原文ママではない)と述べ、運動イメージをさらに分類している。...
2021年7月1日
見るということ、あるいは作品と観客のラポール 1
舞台を初めて演出するのを好機と捉えて、前回までの記事で「演技とは何か」ということを<ラポール>という視点から考え続けてきた。自分なりに様々な発見があり、個人的に極めて大切な時間だったように思っている。しかし、演出家として、まらは監督しては、半分は満足しつつ、もう半分は課題を...
2021年6月12日
ラポールに基づいた演技
「演技とはラポールのことではないか」という仮説について、考え続けて早2か月以上が過ぎて、理論的には概ね考えつくしたように思う。自分にとっての備忘録のためにも、ここに簡単に記しておこうと思う。 ●まず前提として、<ラポール>とは、「互いに開き合うこと」「互いに聞き合うこと」と...
2021年5月31日
<今−ここ>とラポール
先日、ゲシュタルト療法について、その創始者であるF・S・パールズが記した著作を読了した。それが、現在考えている<ラポール>を基にした演技の方法論に、再び新しい光を当てくれたと感じる。 本当にもはやメモ状態になっているブログだが、暫くは仕方ない、ここに記しておくことにする。...
2021年5月26日
身体になにが宿るのか。
「演技とはラポールのことではないか」という仮説について考察を続けている。 近々、催眠のワークショップをやることになっているので、催眠について知識を深めようと、催眠療法を使った伝説的な医師ミルトン・エリクソンの著作を読んだ。続いてゲシュタルト療法についての本を読もうとしたのだ...
2021年5月10日
官能(感応)する心体
先日、<演技とはラポールのことではないか>という文章を書いて以来、初めての舞台『エデン』のオーディションをしながら、繰り返しそのことを考えている。 幾つかの作品をこれまで演出していく中で、類まれなお芝居に出会うことが何度かあった。そして類まれな役者(時折それは役者を職業とす...
2021年4月9日
ラポールについて
先日、高石宏輔先生と久しぶりに再会した。僕は7・8年頃前、催眠を勉強しており、高石先生はその師匠である。 会場に集まってる関係者の一人に、高石先生が催眠をかけている。催眠の場を久しぶりに目撃して、先生がかつて何度も使っていた<ラポール>という言葉を思い出した。...
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